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幸せが増すタオルの干し方

幸せが増すタオルの干し方

 

毎日心地よさを感じていただくための『タオルのお手入れ』についてのご紹介です。

 

普通のタオルの糸は、一方向に綿を撚って(よって)作ります。糸は斜めに撚りがかかっているのでパイルを作るとねじれやすくなり、パイルがつぶれて固くなったり、ごわごわした質感になってしまいます。これがタオルが固くなったり、ゴワゴワするしくみです。

オフセットヤーンは、一方向に綿を撚って作るのは同じなのですが、その出来た糸を芯糸にして、今度は逆方向に綿を巻きつけて2重に紡績します。それで撚りを相殺しているので、ねじれにくい糸になっているのです。タオルをロングパイルにしても”ねじれにくい”ので、ふわふわで心地よいタオルを作ることができたのです。

ねじれにくいのでパイルが広がり、空気を含みふわふわになり、触れるだけで水分をスッと吸水してくれるようになります。

 

 

そこで、心地よさを最大に引き出すために

パイルを起こす毎日のケアは大切です。

 

 

洗濯機から出した状態はパイルがねてしまい、ぺったりとひっついた状態だと思います。

そのまま干すと、パイルが寝ている状態で乾きますので、タオルの100%の心地よさを味わえなくなってしまいます。

おすすめは、イラストのように短い辺(ヘム)を持ち、ちょっと強めに2回パン、パン。

反対に持ち替えて2回パンパン。

もう、この状態でパイルが広がりタオルが柔らかくなったのを感じます。

色々振り方を試してみましたが、縦に持ってパンパンと振るのが回数も少なく全体のパイルが起きるのでお勧めです。

バスタオルは、おうちの中でちょっとスペースのあるところで周りを見渡してから行ってくださいね。

毎日の洗顔やお風呂上りが楽しみになるパンパンです。

 

”日常でつかうものだからこそ、

素材や心地よさにこだわりたい。

毎日のお手入れも、

すこしこだわることで

もっと愛着が沸いてくる。

ずっと使いたくなる。

そんなタオルにきっとなる。”

 

まだまだ心地よくなるお手入れがありますので少しずつご紹介させていただきますね。